こんばんは。
友人にもらったオーストラリアのエールが五臓六腑に染みわたって、
一杯ですでにほろ酔いWATです。
この一週間、激務でした。
むしろコレが法律的に許されているのが信じられん。
一日目。
朝4時起きでオマーンのマスカット。
片道40分のへへへ~んなフライトのはずが、
マスカットへのファイナルでバードストライク。
翼をひろげて2mはあろうかという鷹を一羽撃ち落としました。
エンジンに入らなかったのは不幸中の幸いでしたが、機体の他の部分にダメージ。
補修の為に10時間空港にスタックで、Duty Timeは11時間50分。
午前中に帰ってくるはずが。。。(TдT)
二日目。
前日のサインアウトから12時間1分後にサインイン。
ミニマムレスト+1分。
また朝4時起き。
行き先はクウェート。
片道1時間半。
ジャケットなんか要らないだろうと思いきや、いざクウェートに着くと13℃!!
帰りPMだったんで機外点検&給油は私の仕事。
半袖寒すぎっ(((( ;°Д°))))
三日目。
またまた朝4時起き、15時間レストでカザフスタンのアスタナへ。
片道4時間半。
気温が-12℃なのでちゃんとジャケット持って行きました。
ってか、サインインしたらキャプテン二人。
ナゼ!?トレーニング!?聞いてない!!(;´Д`)ノ
と一人で焦ってたら、
新しく入ったキャプテンがジャンプシートで見学なので、ほっとしました。(-“-;A
でも小さなA320のコックピットに、
キプロス人、キュラソー人、日本人の男三人がひしめく往復9時間。
んも~窮屈だし!!
見学とはいえ後ろから見られてるのは気分いいもんじゃないし、
キャプテン入社したてでQFEも、mからftの換算も、
寒冷地の高度補正も10年ぶりって言うから、
二人に説明しながら飛ばなきゃならなかったし、
イラン縦断中は標高高いところなので急減圧があった時の為のエスケープルート設定。
超忙しい!!
アスタナで雪と寒さに興奮して記念写真撮ってる場合じゃないよキュラソー人。
疲れました。。。
下界は砂じゃありません。
雪に覆われた大地です。
砂漠に見慣れてよく分かりませんでした(笑)
四日目。
またまたまた朝4時起き、13時間レストでイスタンブール。
片道4時間。
またイラン&トルコの上飛んでくんで忙しい。
しかもキャプテン、イタリア人なのにしゃべらん。
いるんですね、寡黙なイタリアンって(笑)
眠気覚ましにガム何個噛んだか分かりません。
五日目
朝スタンバイからサウジのAl Joufでしたが、友人が変わってくれというので、
そこより長いフライトタイムの南インドはトリバンドラムへ。
片道3時間半。
いつも長いと思うフライトが、長いフライト2連続の後だともはや短く感じました(笑)
疲労で感覚マヒってます。
しかし昼間にインド洋飛ぶのは不思議な感じです。
いつも夜なんですよね。インディアンエクスプレス。
積乱雲が見えるので避けやすくていいですね。
洋上はHF(短波)で交信するのですが、夜は中東~インドラッシュで、
交信に割って入るのがなかなか面倒なのですが、昼間はガラガラなんで楽チン。
でも帰りは夕方なんで電離層の関係でなかなか聞こえにくい。
夜になれば比較的安定はしてますが、マイクに向かって叫ぶのは今も昔も変わらず…
左席には以前飛んだチュニジア人お母ちゃんキャプテン。
またビスケットやらヒマワリの種やら謎のお茶やらたくさんいただきました。(笑)
息子の写真見せたら「あなたのコピー&ペーストね!!」と喜んでくれた。(´∀`)
帰りにマスカットが近くなるとと洋上飛行が終わるのでホッとします。
六日目。
今日。
午後からだったんでやっとまともに眠れましたが、
そんな日はまたマスカット。
体力余ります。感覚おかしいです(笑)
こんどはイタリア空軍あがりのキャプテン。
ドイツ人かと思うくらいきっちりしてた。
よく喋るのはイタリアンだけど。
ちなみに今日は鳥を殺さずに済みました。。。(´□`。)
で、やっと明日から2OFFです。
たまった洗濯物。。。見るのもイヤです。。。(-“”-;)
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