ボンベイ

こんばんは。

現在はMunbaiと呼ばれるBombay(BOM)に行ってきました。

昔はMunbaiだったらしいです。

イギリスの植民地時代に地名を変えられ、今になって昔の地名に戻してるらしいです。

KochinはKochi (COK)

ThiruvananthapuramはThrivandrum (TRV)

ChennaiはMadras (MAD)

BangaloreはBengaluru (BLR)

CalcuttaはKolkata (CCU)

などなど、とにかくややこしいです。

でも空港コードはイギリス時代から来ているようですね。

さすがにそれを変えると世界中の航空会社が色々変えなければいけないので、

簡単には行かないでしょうね~。

さてインドは物事をややこしくするのが得意な国です。

特にデリーやムンバイ。

給油のレシートにサインをするのですが、他のところは1枚でいいところ、3枚。

飛行機が出る前にキャプテンがサインする書類、山のよう。

空港の誘導路、迷路。

NOTAM、新聞ほど。

普通デリバリーにATCクリアランスもらって、次はグランドのところ、

デリバリーにATCクリアランスもらってから、

デリバリーにPUSH&STARTリクエストして、

グランドにコンタクトしろと言われてやっとグランドにコンタクトできて、

デリバリーにクリアランスもらったか?と聞かれ、

POB(何人乗ってるか)と”Security Check completed”と言って、

やっとPUSH&START Approved。

インドだけです。知っている限りでは…

私が行ったことのない他の国はどうなんでしょうね。

ま、慣れてしまえば大丈夫ですが。

その日のキャプテンはあと数ヶ月で日本のS社で働くというキャプテン。

日本に住むのが夢だったとまで言ってくれる彼は国籍は他のところですがトルコ人。

日本人は真面目で自慢をしない。
街も会社もきちんと整理されてる。
見知らぬ外人にも親切。
初めはシャイだけど、友だちになればとてもフレンドリー。

ポジティブなことばっかり言っていました。

トルコ人はやはり親日家が多いですね。

そしてあるフィリピン人キャビンクルーがコックピットに入ってきて。

「チョットキャビンアツイデス」

あまりにいきなりで何事!?と思いましたが、

話を聞いたら元J社のマニラベースのCAだったらしい。

日本とバンコクで長くて辛い訓練受けて頑張ってなったから日本語忘れないって。

いまだにセーフティーデモやブレイスコマンド、

もちろんサービスの日本語もきっちり覚えていました。

「いつもタイ人クルーのほうが働くって嫌味言われてたのよ!!あはははは~!!」

と笑い飛ばす明るくていい子でした。

片や仕事のために日本を出てきた日本人。

片や日本が好きで日本の会社に就職した外国人。

そんな人間が交錯する砂漠の飛行機@インド洋上空。

そんな日はやっぱり日本が恋しくなって、

iPadの壁紙を桜にしてみたり。。。




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