IRAQはアイラークじゃないよイラクだよ

こんばんは。

ナジャフとマスカットのダブルセクターやっつけてきました。

って、意味わかりませんよね(笑)

Al Najaf往復とMuscat往復の4レグです。

2時間半、2時間半、40分、40分です。

で、マスカットは読んでくださってる方々にはお馴染みのオマーンで、

ナジャフは。。。イラクです(((( ;°Д°))))

とはいえ、イラクでもバグダッドの南で比較的治安も安定している方なんで大丈夫です。

人に言わせればWar Zoneには変わりありませんが…

ナジャフは川が近くにあって畑がたくさんあり、農耕が盛んな風に見受けられました。

個人の収入源が安定した農耕だと戦闘地域にはなりにくいのですかね。

しかしもうあの辺りはそれどころのスケールで片付けられる問題ではなさそうですが…

まぁ、とにかく。。。

今回のキャプテンは私が個人的に非常に慕っているフランス人キャプテン。

トレーニング中にとても良く指導してくれて、

その後も色々な相談に乗ってもらってました。

その日のフライトは違うキャプテンと飛ぶ予定でしたが、

朝になって急にスケジュールが変わり、

そのキャプテンと訓練生が乗るフライトにジャンプシートにアサインされました。

ウキウキして会社行って、

今日もジャンプシートだ～なんて余裕こいてたらキャプテン登場。

「今日訓練生も一緒だけどまだ来ていないよ～」と確認すると、

「え、いないよ。」と。

(　 ﾟ ▽ ﾟ 😉

何やら、彼のスケジュールが急に変えられてイラッとして、

でも見たらFOが私だったので、私と普通に飛びたいから訓練生降ろしたと。。。(笑)

急に飛ばなきゃならなくなったけど、

「お前と飛びたかった」

なんてキャプテンの方から言われたの初めてで、ものすごく嬉しかったです。

もちろん、仕事は非常に楽しかったです。

最近、実はスランプというか、自信をなくしかけていたのですが、

ちょっと自信を取り戻したと言うか、

二人で飛行機を飛ばすのに重要なことを再確認するきっかけになりました。

それはもちろん、個人的な技量も重要ですが、

それよりもやはりもう一人の居心地をよくすることの重要性というか、

常に何を考えているか、何をやろうとしているかお互い理解しながら仕事する大切さ。

いかに相手を安心させて仕事をさせるかということですかね。

自分が安心して、恥じることなく意思疎通をして飛んだ2レグ、

いままでのスランプがウソのようにしっかり決断できて仕事が出来ました。

やれば出来る子じゃん、俺。(〃∇〃)

そのようなコックピットの環境を作ってくれたキャプテンに感謝。

それをこれから毎回変わるクルーと実践していかなきゃなりません!!

途中2レグ目21分の遅れを、4レグ目は2分早着に取り返したし、

久しぶりに仕事が楽しいと思えた日でした。