こんにちは。
二日間にわたるPPCとトレーニングが今朝終わり、帰宅後シんでおりましたWATでございます。
ここ1週間で2キロ痩せました💀
勉強しなきゃならないのでお酒飲んでないし、メシもたくさん食べると眠くなってしまうので少量、そして一番のスパイスはストレス笑
うん、酒も食事も摂りすぎだってことが分かりました😅
ご存知の方も多いかと思いますが、私らは半年に一度はシミュレーターで試験を受け、さらに数ヶ月に一度の訓練を繰り返し日々知識技量を維持向上しております。
年始に羽田で大きな事故が起きました。
事故で亡くなられた海上保安庁の乗組員の方々のご冥福をお祈りします。
今後私らがすべき事は何故起きてしまったかを検証し、それを考えながら訓練を繰り返し、改善できる事は改善し、これからの未来に役立てる事でしょう。
巷では各方面の人々が様々なことを仰っておりますが、私は様々な意見があってもいいかとは思いますがそれでもしっかりとした報告書が出るまで待ち、そしてそれを基に大いにディスカッションすれば良いと思います。
犯人探しではすべきでありません。分かってるんだか分かってないんだかわからない機関が早くからノコノコやって来て捜査を始めたのはとても違和感、そして憤りを覚えました。
報道にも憤りを覚えました。最初の記者会見の質問内容や質問の仕方など、もはや不愉快で途中で観るのをやめました。それからの報道のされ方も書かれ方も、呆れてしまったものが多かったです。
ちゃんと調べてから書いてほしい。
でなければ、正確性に欠けたゴシップで飛行機に乗る人々の不安を煽るだけになってしまいます。
私は現在運航乗務員ですが、客室乗務員としてのキャリアも同じくらいあります。あの脱出を簡単な状況ではなかったと想像するのは難しい話ではありません。
突然の予想外の大きな衝撃、火災、煙、驚き、夜間の限られた視界など、思考が止まってもおかしくない状況、そして状態の把握から判断に至るまで猶予は秒単位でなくなっている状況の中、私が見た限りで言わせていただくならばベストに近い行動を取れていたのだと思います。乗客の皆さんも恐怖の中乗務員の指示に従い、荷物を持たずに助け合いながらお手本の様な脱出をされたかと思います。
脱出をやり遂げた乗員乗客をもっと讃え、飛行機を使う皆の旅の安全意識を向上させることが今出来ることかと思います。
近年の紛争に起因するGPSジャミング、空域の制限、政治的不安定な地域の増加、燃料や物価の上昇、忘れかけた流行病、航空業界を取り巻く環境は引き続き不安定であります。
私たちの働く環境も、以前からではありますが特にパンデミック後、良くも悪くもどんどん変わってきています。大型旅客機のシングルパイロットオペレーションも常に話題で検証が繰り返されています。
旅のトレンドもどんどん変化してきています。短距離路線で既に台頭しているLCCが長距離で台頭し出してますね。しかも安かろう悪かろうではなくクオリティを磨きながら。もしかしたらそれが本流になる日も遠くはないかもしれません。
航空業界は変化、進化のスピードがとても早い。それはこれからさらにスピードアップするでしょう。
この惑星の陸地に生きた長い人間の歴史の中で、空を飛ぶという進化に情熱を注げることを誇りに思いながら、2024年も引き続き安全運行に努めていこうと思います。
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