そういえば、帰りのフライトの話ですが、
学校から手配されたのは、シドニーー香港ードバイのキャセイでのフライト。
あり得ないですよ~。
いくらシドニードバイ直行の値段から半額だって、
キャセイのエコノミーの席、イスが倒れずに座面がスライドして前に出てきて、
それで背中が倒れるタイプ。
後のお客さんに気を遣わなくてイイけど、座面が前に出る=ピッチが狭くなる。
だからしんどい…シート硬いし、
ってか、そもそも何で香港経由で帰らなきゃならないのか意味不明。
行きはみんなと一緒だったから百歩譲って行ったけど、
帰りは一人だし、しかもシドニーで6時間、香港で4時間のトランジット!?
ふーざけんじゃないよ!?
ヽ(`Д´)ノ
結局奥様にID90(社割チケット)とってもらって直航便で帰ってきました。
キャセイのチケット、ノンリファウンダブル??
しらん。
いつ次のコースが始まるかも分からないのに、時間を無駄に出来ない。
香港にするんなら東京経由にでもしてくれればいいのに(笑)
さて、直行便はE社のA380でした。
以前仕事でビジネス(アッパーデッキ)には乗った事あったんだけど、
メインデッキのエコノミーは今回が初めて。
E社の他の機材、777やA330/A340と比べてどうか、
結構マニア的には楽しみにしてました。
いやー全体的に良かったと言いましょうか。
座った状態で頭ら辺がキャビンの一番広い所みたいで、
窓側の席だったんですが、窮屈な感じは全くしなかったですね。
窓も、細かい話、3枚ある窓ガラスの外2枚と内側1枚が20cmくらい離れてるもんで、
騒音も少なければ、巡航中外気温が下がっても、
内側の窓の温度が下らず肩が冷えない。
そして何より静か!!
新しいエアバス機は基本的に超静かで特に4発機の静粛性は素晴らしい。
A340-500なんかはキャビンの一番後ろに座ってて離陸時でもささやき声で話せる。
双発機じゃ無理な芸当。
特に777-300ER
大型長距離双発機であるがため、あんなでっかいエンジンガンガン噴かして離陸されちゃぁ、
エコノミーの後に座っては振動とノイズが酷いに決まってる。
大きな機体でも、4発あれば1発あたりの推力が少ないから、
双発機のエンジンより胴体に近い所に内側のエンジンがマウントされてても、
当然振動も音も小さい。
それにエアバスのどんなテクノロジーかは知りませんが、
(多分インシュレータの素材?)
外の騒音を遮断する胴体があれば、そりゃぁぁぁぁぁぁ静かだ。
座ってた所は翼の上でしたが、いやぁ静か。
キャビン前方はもちろん、いやぁ静か。
後方はというと…いやぁ静か!!
以前乗ったアッパーデッキはもちろん、
離陸時の音すらよく聞かないとわからないくらいでした。
外から離陸を眺めててもエンジン音は他の機種と比べかなり小さいので、
要はこの飛行機、超静かな飛行機!!
そして大きな機体=重い機体=大きな翼 のお陰で離陸から着陸まで非常にスムーズな乗り心地。
14時間のフライトで多少の乱気流はあったものの、細かい揺れは皆無。
快適快適☆
足下も、足が組めるくらいのスペースがあるので非常に快適☆
のはずが、前の席に座っていた女の子、14時間中10時間泣き叫び、
横に座ってたのはじいちゃんばあちゃんカップル。
小さい子、飛行機で泣き叫ぶのは仕方ない。
あんな環境だし、旅行で疲れてるし、興奮してるかもしてないし、
理由は何であれ、仕方ない!!と自分に言聞かせつつも、ちらっと見てしまう。
でもその度泣き止み天使の(Sチックな…)微笑みを向けられ、
こちらも微笑まずにはいられない(引きつりながら…)
横のじいちゃんばあちゃん、ロシア人でニコニコしてて超いい人っぽいんだけど、
寝にくいんだろうね、ウトウトしてなかなか寝付けてない。
俺がパッと起きてトーイーレーと思うと、
ねっ、寝てる…∑(゚Д゚)
そんな、なかなか寝付けない老人を起してまで自分の欲求を満たそうなんて…
そんな俺は悪い人間ではない。
飲みたい水も我慢して、膀胱が破裂する寸前まで我慢してタイミングを伺いましたさ。
機内で快適に過ごす為には、
機材ってのも重要ですが、
やはり自分の席取り(やはり通路側!!)と、
周りに座ってる人間(←不可抗力、運)によるものが大きなファクターだと再認識した旅でした…
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