その後のトレーニング〜

こんにちは。

またお得意の放置プレイです。。。

オーストラリアから帰ってきてすぐにMCCというトレーニングが始まりました。

MCCというのはマルチクルーコーディネーションの略で、

小さい飛行機で一人で飛ぶのを学んだあとに今度は、二人で飛行機を飛ばす訓練です。

エアラインのオペレーションに近づく為のブリッジ的なものですね。

これは部屋の中に設置されたシミュレーターで行われました。

機械自体にモーションはないのですが、ボーイング737に似せたコックピットが再現されてて、

フィーリングは旅客機そのもの。

1tの飛行機飛ばしてたのにいきなり40tの飛行機なんで、かなり最初は感覚つかむのに苦労しましたね。

しかも、今まで一人でやっていたものを分業してやるので、そのへんも慣れるのに時間かかりましたね。

しかし、A320の免許取るのにB737とは、どうゆうことなんでしょうね(笑)

全然コックピットから機体のコンセプトから違います。。。

ちなみにA320のコックピットは…

アラサー男子の空飛ぶ勉強部屋-A320

B737は…

アラサー男子の空飛ぶ勉強部屋-B737

全然違いますが。。。わかります!?

大きな違いは操縦桿が普通に目の前にあるか、サイドスティックかですね~。

他を挙げたら…マニアック過ぎてきりがないのでまた今度(笑)

それを2ヶ月飛ばして、その後はやっとA320の座学!!

ここまでに一年かかりました!!

それでもじっくりしっかり訓練する自社養成のパイロットさんたちに比べたら早い方なんですが、

(や、俺がしっかりやってないんじゃなくて、プログラムの構成自体が違うんです(;´▽`A“)

長かったですね~。

しかし、座学と言えども、パソコンの前に座って自習。。。(´・ω・`)

毎日コンピュータの合成音声聞いてて眠くて、何と戦ってるのかわからなくなりました(笑)

しかも飛行機の説明書とも言える、

FCOM(Flight Crew Operation Manual)なるマニュアルも勉強するのですが、

それは驚愕の4000ページ。(ノ´▽`)ノ

全部覚える必要はないのですが、何がどこに書いてあるか、サッとわからないと困るものです…

それを一ヶ月やって、試験。

エアバス的にはその試験では合格、不合格の規定はなく、

間違ったところをインストラクターとやり直すというものでしたが、

ま、それでも会社に報告されるし、もちろんそれなりのスコア取って来ました。

んで、シミュレータに入るんですが、

こういうのでまずは手順やシステムの勉強をします。

アラサー男子の空飛ぶ勉強部屋-MFTD

MFTD(maintenance and flight crew training devise)なるもので、

タッチスクリーンです。

本物そのままの反応をするので、しっかり事前に手順を頭にいれて望みます。

これをだいたいひと月やりました。

だいぶA320に近づいて来ましたね~!!

そしていよいよFFS(Full Flight Simulator)が始まります。

楽しみ半分、不安半分ってとこですかね。

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