刺さる

こんばんは。

今日は工藤静香の慟哭を聴きながらゆっくりと通勤、いいなぁと思いながら物思いにふけるWATでございます。
オンタイムで聴いたことないと思ったのですが、何となく子供の頃聴いたことがあったんでしょうね。90年代ミックスなんて聴いてたらドーンとつき刺さってヘビロテです。
さて昨日のツビリシですが、ローカルルールで到着して折り返すまで入管の許可が下りないと出発出来ないことになってます。
要するに、行きの便で連れてきた乗客が全員入国するまで待つ。もし入国拒否された人がいたら折り返しの便で連れて帰って来なければならないルールなんです。
他の空港では次の便で帰ってくるのが多いのですが、何ですかね。中東諸国の国籍を持つ人に対して規制を緩めたら人気の土地になったはいいけれど、ブラックリストに載ってる人もたくさん来る訳でちょっと規制を強化した…ってところでしょうね。
こちらの人はモハメドとかアハメドとかアリとかアブドッラとか同じ名前の人がたくさん。その人ではないのに同姓同名ってだけで入国拒否なんてことも。
グランドスタッフによると毎日誰かが送り返されているらしいです。
そして昨日はサウジからの家族。
入国拒否されて折り返しの便で帰って来なければならないのでしたが、ドアのところでゴネてなかなか乗ってくれない。
出発が遅れているのでどうなってるのか見てみると、なんと子供達が泣いてるではないか。
きっと夏休みの旅行をすごく楽しみにしてたんでしょうね。
家族の誰が拒否されたのかは分かりませんが、家族で来てたらみんなで動くしかありませよね。
あの男の子の泣きじゃくるのを見たらこっちまでもらい泣きしそうになってしまい自分の仕事場に戻ったのですが、こればっかりはどうしようもありません。
元々涙もろい方なのですが、自分が親になったからなのか、最近は子供の悲しむ涙ほど見てて苦しいものってありません。
本当に胸に刺さる出来事でした。
それと工藤静香の慟哭は全く関係ありませんが、何となく色々考えさせられてる次第でございます。
ではパキスタンのシアルコットに久々に行って来ます。

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