答えましょうその6

こんばんは。
ラマダンもいつのまにか終わり、この数日はオフィスが休みなのでメールは来ないけど、明日からいつ通告がくるかとビクビクしてるWATでございます。
いろんなニュースが飛び交ってますが、まだ会社からは何も言われてません。けど、色んなことが考えられるので、アレはどうしよう、コレはどうしようと色々考えております。
世界中誰一人として予想していなかった事で、誰のせいでもないし、もうなんか、虚しいの一言です。
まだ宣告されてはいないので実際に動き出す事は出来ませんが、失業保険は出ないのは分かりました。当たり前か(笑)

さて前回はserokoさんのご質問。シンプルな質問で実はなかなか突っ込んだ話題でしたね。身を置く業界が違うとモノの見方や考え方が違うのだなと再認識。勉強になりました。ありがとうございました‼︎

今回はkeneegeさんのご質問。コメント下さってちょっと不確かなのですが、新しい計器と古い計器とどっちが好きかって質問だと解釈します。

んーそうですね。実はセスナ172で2回しかグラスコックピット以外飛んだ事ないんです。
これがセスナ172の計器。シンプルイズベスト‼︎

で、こちらが訓練機だったパイパーウォーリアの計器。

でエアバスA320の計器。右席だとこうですが、左席だとPFD(Primary Flight Display)とND(Navigation Display)が逆になります。正面にPFDを映します。

参考までに、博物館にあったVC10の計器。ひぇぇぇぇ

でもお気づきですか?古いのも新しいのも、レイアウトは同じなんです。
左上 Airspeed indicator    真中 Attitude indicator     右上 Altimeter 左下 Side slip indicator     下     Heading indicator    右下 Vertical speed indicator 
メーカーによってちょっと変わってきたりもしますが、Basic Tと呼ばれる計器の配置です。その他にILSやVORやADFの計器もあります。真中の姿勢を中心に、右上ー真中ー左上ー真中ー左下ー真中ー下ー真中ー右下ー真中とグルグル計器を見ます。これをスキャンすると言います。人により、経験により、またどのフェーズを飛んでるかで順番や重点を置く計器の順番が変わります。
EFIS(Electric Flight Infomation System)スキャンをしやすくするように開発されました。慣れればどうって事はないんでしょうけど、一つの画面に必要な情報が映し出さればスキャンしやすくなり、ミスも少なくなりますし、他の事にも気を配れますね。
それに画面が一つ動かなくても、代わりに他の画面に表示することができます。A320はコンディションによりますが、一つ画面が動かなくても出発出来ます。デジタル化の利点ですね。
ちなみに、従来の計器は一つ一つ取り外し可能で、壊れたらそのモジュールだけ交換できるのでそれはそれで整備性が高いでしょうね。センサーと計器の微調整はその都度必要でしょうが…

私はEFISに慣れているのでそっちの方が見やすいですね。けど見てる分には従来の計器もカッコいいと思います‼︎

—–

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA