こんばんは。
ブログのデザインを色々いじって見やすいようにしてみてますが、ずっとやてると香水買いに行った時みたいに訳分からなくなってきたWATでございます。
何がいんだか分からなくなってきますよね。コーヒーのにおい嗅いでリセットですな(笑)
さて、合格をいただいて一安心はしましたが、前に書いた通り筆記試験の申請が目前に迫っておりました。
持ってるライセンスの種類によるのですが、私の場合ICAO加盟国のATPL(Airline Transport Pilot Lisence/定期運送用操縦士免許)をJCAB(日本の航空局)のATPLに書き換えるということになります。
自動車運転免許もそうでしたが、条約で定められている国と国同士が発行したライセンスは条件付きで書き換えができるシステム。
要するに、全ての試験をやらなくてもある程度科目が免除されて免許が取れるというシステムです。
ATPLに関してですが、基本的に飛行機の操縦士免許ってのは、
①
自家用(Private Pilot License/PPL)
↓
事業用(Commercial Pilot License/CPL)
↓
定期運送用(ATPL)
または
②
准定期運送用(Multi crew Pilot License/MPL)
↓
定期運送用(ATPL)
って流れで飛行時間を貯めつつ上のカテゴリーの免許を取っていきます。
その過程で学科試験と実技試験を必ずパスしなければなりません。
私はUAEで②のMPLを取ったのでいきなりATPLの14科目の学科試験を半年でパスしなければならなかったので難関でした。
ちなみにUAEでの科目とは…
- Air Law
- Mass & Balance
- Human Performance and Limitation
- VFR Communication
- IFR Communication
- Principle of Flight
- Aircraft General Knowledge
- Instrument
- Meteorology
- General Navigation
- Performance
- Flight Planning
- Radio Navigation
- Operational Procedure
でした。EASAと同じです。
日本の科目は
- 航空工学
- 航空気象
- 空中航法
- 航空通信
- 航空法規
- 計器飛行証明
あれっ?少ねえ(笑)
ってことは、一つの科目の範囲がバカ広いってことか!!
でも①の順序で来るならば、そのライセンスで必要な科目と内容をその都度クリアしていくので多少やりやすいんではないかと思います。
で、今回、
”外国政府が発給したライセンスの切り替え”
なので学科試験について私は、
『航空法規』
のみ受験せねばならず、他の科目については免除になります。
あとは実地試験の一部らしいです。
学科試験は年に数回開催されていて、
国土交通省のホームページに案内があります。
さて皆様、知っているかもしれませんがいまさら驚かないでください。
あたし、ほんとに日本語やばい(笑)
いやいや、笑えない。
日本で教育受けて、こうやって日本語でブログ書いてますけど、
日本で飛ぶ勉強したことないもので専門用語を全く知らない!!
航空局の案内を理解するのに苦労したなんて、前途多難です…
しかし、幸か不幸か9月期のATPLの学科試験は
”外国政府が発給したライセンスの切り替え”
の為に英語で行われるんです!!
本来、外国籍パイロットが日本の会社に入るときに受ける試験なんでしょうけど、
私みたいな人間もこうゆうシステムで受験できるとなると…
正直助かります。
後々、実地試験の前に口述試験があってそれは容赦無く日本語で聞かれるもんですから今のうち日本語の法律に慣れていた方がいいと、先輩からアドバイスをいただきましたが、それもごもっともですが、入社までにその航空法規は受かってないとお話にならないので、今回は英語で受験しました。
手続き的には書店で買って記入した申請用紙を収入印紙と共に九段南の東京航空局保安部運用課検査乗員係に提出するほか、
英文による試験なので霞ヶ関の航空局安全部運航安全課に連絡を取り、別の申請書をメールで提出しました。
書類不備やら書き方間違えてで突っぱねられるものと思っていましたが、意外とすんなり完了し拍子抜け(笑)
九段南には郵送せずに実際に行って確認して提出したのが良かったのかもしれませんね。
これから学科試験の申請する方はそれをお勧めします。
って、私ほど日本語できない人いないでしょうから郵送でも完結できるかもでしょうけどね笑
帰りは自転車で皇居沿いにサイクリングとかしちゃいました。
なかなかいいもんですねぇ。
皇居の周りを走る気もわかる気がします!!
あたしはレンタル電動チャリですが笑
早速のブログ更新、ありがとうございます!!
いまだに紙の申請用紙を買って鉛筆書きして収入印紙というアナログぶりには辟易したかと思います(笑)…
外国籍の方が実地試験を受ける際は日本語堪能な方でもほぼ100%英語で口述の受け答えするそうなのですが、日本籍でも学科試験の時点で日本語と英語選べるので実地試験も英語で受験してはいけないのでしょうか?もし航空局が「日本籍なんだから日本語で試験は当たり前でしょ」って言ったとしたら横暴だと思います。JCABの試験官は英語ができない人がほとんどなので、外国籍の方は英語で圧倒して押しきる方も多いようです(笑)
ははは、その辺りは日本に帰ってきた感はありましたね笑
英語で実地試験はどうなんでしょうね。
それはそれでアリなのかもしれませんが、その前のTRもありますし同期達とは一緒のことを勉強できませんね。。。
日本国籍だから日本語でって言われても驚きません。
実際に「え、日本人でしょ?日本語でやってください」と別の機関ですが言われたこともあります。
遠くない将来コマンドを取るとか長期的に見ても今から日本語で勉強するのは、実は悪くないことだと思います!!